レアル窮地…負傷者続出で選手層ギリギリ コロナ禍での過密日程の影響甚大

 サッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリードが負傷者続出で緊急事態に陥っている。コロナ禍での過密日程の影響を受けている格好で、試合開催困難な状態まであとわずかに切迫。スペイン紙アスが20日までに報じている。

 19日には中心選手のFWカリム・ベンゼマが内転筋の違和感で戦線離脱し、チーム内の負傷者は9人に増加。20日(日本時間21日未明)のバリャドリード戦に19選手を招集しているが、この中には第3GKを含めて6人の下部組織所属選手が含まれている。ジダン監督も「今ここにいる選手で結果を出しつ、負傷している選手たちにはできるだけ早く復帰して欲しい」と辛抱の戦い覚悟している。

 同紙によると、レアル内で負傷者が明らかになった回数は今季だけで36回で、これはスペインリーグトップの数字。2位のビリャレアル(25回)を大きく上回っている。特にFWアザールはこれまでに5度の戦線離脱で17試合を欠場。DFカルバハルは筋肉系のコンディション不良を4度も訴えている。

 同紙は、冬の移籍市場でノルウェー代表MFウーデゴールとセルビア代表FWヨビッチをレンタル放出したことについて「戦力放出が結果的に高くついた」と指摘している。

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