J1神戸・三浦監督 イニエスタ志願の出場を明かす「懸ける気持ち伝わった」
カタールで集中開催されているアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)でベスト4まで進んだJ1神戸は18日、最終節FC東京戦(19日、味スタ)に向けて神戸市内で最終調整を行い、三浦淳寛監督(46)らが帰国後初めてオンラインでの取材に応じた。
15日にスペイン・バルセロナ市内で右太ももの手術を受けた元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタについて、三浦監督は「彼自身もポジティブで、最初に考えていたよりもいい状況だと(本人から)聞いている」と近況を語った。
また、10日の準々決勝・水原(韓国)戦でのイニエスタ起用については「自分の脚の状況を分かった上で、何としても勝つ確率を上げるために途中からの出場を志願してきた。ここに懸けるアンドレスの気持ちは十分に伝わってきた」と明かした。
イニエスタは全治4カ月の見通しで、来年2月下旬のJリーグ開幕は絶望的となっている。三浦監督は「体も強くなって復帰してくれることを願っていると伝えている。彼自身も全く同じ考えで、1日も早く復帰するんだと言っている」と魔術師の復活を待ち望んだ。