神戸 延長戦で力尽きACLで敗退 VARで得点取り消し 相手オフサイドはゴールに

前半、蔚山のボールを奪いにいく神戸・山口(中央)=(c)VISSEL KOBE
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 「アジアCL・準決勝、蔚山2-1神戸」(13日、ドーハ)

 大会初出場の神戸が後半に同点ゴールを許し、1-1で準々決勝に続く2試合続けての延長戦に突入した。

 後半17分に右CKからMF山口が蹴り込み先制した神戸。さらに、2点目となる得点を佐々木が挙げたかに見えたが、ビデオアシスタントレフェリー(VAR)によるオンフィールドレビューを経て、ゴールが取り消された。

 後半36分には、相手シュートが神戸ゴールに入った場面で、一度は相手のオフサイドでノーゴールと判定されてからVARにより判定が覆って同点に。神戸イレブンにとっては、精神的にこたえる形でVARを経ての判定変更が続いた。

 その後、佐々木がシュートチャンスで倒されたかに見えた場面もファウルはとってもらえず、苦しい展開になった。両サイドからの攻撃で押し込まれ、何とかしのぐ形で神戸は後半を終えた。

 再三のファインセーブを見せていたGK前川が、一瞬のすきをつかれて相手FWネグランに体を入れられファウルを取られた。延長後半14分、このプレーで与えたPKをネグランに決められ、神戸は力尽きた。

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