川崎が首位独走!2位C大阪に勝ち点差14 今季2度目8連勝イケるぞ史上最速V

 「明治安田生命J1、C大阪1-3川崎」(3日、ヤンマースタジアム長居)

 首位の川崎は途中出場したFWレアンドロダミアン(31)、MF三笘薫(23)のゴールなどで2位C大阪との直接対決を3-1で制し、8連勝で勝ち点を56に伸ばした。C大阪との勝ち点差は14に広がった。

 今季の川崎で幾度となく繰り返された光景だった。1-1の後半38分、CKのこぼれ球をFWレアンドロダミアンが押し込んだ。1分前に途中出場したブラジル人FWが最初のボールタッチで決勝点を陥れた。その1分後には大卒新人のMF三笘がダメ押し点。三笘も途中出場だった。

 途中出場した選手が決めたゴールは計20得点に達し、川崎の総得点62の約3分の1を占める“勝利の方程式”となっている。鬼木監督は「交代選手が点を取るのはウチのスタイル。役割を分かって入ってくれている」と選手をたたえた。

 首位と2位の直接対決。鬼木監督は試合前に「決勝のような気持ちで戦おう」と選手を鼓舞した。序盤から畳み掛けるような圧力でC大阪とのアウェー戦で6年ぶりの勝利を飾り、「メンタルの勝利だった」と胸を張った。今季2度目の8連勝でC大阪との勝ち点差を14に広げ、独走態勢を盤石にした。

 J1での史上最大の逆転優勝は14年のG大阪が達成した勝ち点14差。だが、当時は14試合を終えた時点だった。21試合を消化しての14差逆転は過去に例がなく、限りなく優勝に近付いたと言える。今後は10年に名古屋が31試合目で成し遂げた、史上最速優勝の記録更新に期待が掛かる。

 新型コロナウイルスの影響で異例の過密日程となった今季だが、類を見ない選手層の厚さで他クラブを寄せ付けない。2年ぶりの優勝へ死角は見当たらない。

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