イニエスタV弾!神戸が今季初3連勝「悪い流れ断ち切った」 三浦監督、就任後2連勝

 「明治安田生命J1、神戸1-0名古屋」(9月30日、ノエビアスタジアム神戸)

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の関係で変則日程となった節の異なる3試合が行われ、第29節では神戸がMFアンドレス・イニエスタ(36)のゴールで名古屋を1-0で破り、今季初の3連勝とした。三浦淳寛監督(46)の就任後は2連勝で勝ち点29、名古屋は同33。

 イニエスタの魔法に導かれ、神戸が今季初の3連勝を飾った。均衡は後半15分に破れた。左サイドの古橋を起点に流れるようなパス回しを展開。最後はイニエスタが右足で決勝ゴールを流し込んだ。神戸が18年から掲げる“バルセロナ化”を具現化させたような流麗な崩しだった。

 3連勝中にチームが挙げた9得点のうち、イニエスタは2得点を含む8得点に絡んだ。ボールに触れれば得点が生まれる状況に、三浦監督も「ちょっと次元が違う」と舌を巻いた。イニエスタは異例の5試合連続フル出場となり、背番号8の復調に合わせてチーム状態も上向いている。

 三浦監督は就任後2連勝とした。2試合連続無失点は2年ぶりで、守備の再構築が紛れもなく連勝の要因となっている。指揮官は「守備の意識は徹底的にやっている」と手応えをにじませた。

 公式戦8試合未勝利のどん底から上昇気流に乗りつつある。攻守がかみ合う盤石の勝利。イニエスタは「悪い流れは断ち切った」と高らかに宣言した。

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