FC東京・森重 活動休止で実感「サッカーが好きだなと思えた」

 FC東京のFW永井謙佑、DF森重真人、DFバングーナガンデ佳史扶、石川直宏クラブコミュニケーターが15日、オンラインで取材に応じた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響でチームでの活動を休止しており、リーグ再開の日程も定まっていない。中断してからここまでの約3カ月を振り返った。

 昨年、右肩を手術した永井は「どちらかというとリハビリをうまく自宅でやる方がメインだった。サッカーしなかったら自分は何やっているのだろうという感情にはなった。サッカーが自分の生活の一部だと強く感じた」。森重は「サッカーがなかったら自分に何が残るのか考える時間だった。結局、サッカーがないとストレスがたまる、サッカーが好きだなと思えた」と心境を語った。バングーナガンデも「改めて自分がサッカー中心に生活してきたことを感じた」と話した。

 FC東京は、ゴールデンウィークにオンラインで選手のトークなどの企画を配信した「青赤STAY HOME週間」を実施。新たな試みで外出自粛期間にファンやサポーターと交流してきたことについて、森重は「新鮮だった」。永井は「すごい楽しかった。(SNSなどの)コメントでサポーターの方たちの考えとかを見られたりして過ごせた。また、やりたい」と振り返った。

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