J1鳥栖「破綻100%ない」 リーグ開催なら資金は大丈夫

 J1鳥栖を運営するサガン・ドリームスの竹原稔社長は19日、クラブの財務状況について「破綻は100%ない」と語った。2018年度決算でJ1では最も多い5億8100万円の赤字を出した上、昨季限りで主要スポンサーが撤退。新型コロナウイルスの感染拡大でリーグ中断が長引いて入場料収入が滞り、一部で存続の危機と報じられた。

 竹原社長は既に年間指定席のチケットが約3億円分売れ、一定のスポンサー収入もあることなどから「9、10月までリーグが開催されなければ厳しいが、資金がショートする恐れはない」と強調。リーグから融資を受ける代わりに勝ち点10を剥奪される「リーグ戦安定開催融資制度」を活用する考えもないとした。一方で契約間近ながらサインを保留されている複数の新スポンサーもあるという。

 Jリーグの村井満チェアマンは同日、鳥栖について「どれぐらいの状態なのか細かい調査をしている段階」と話すにとどめた。

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