スペイン１部リーグ、バルセロナのアルゼンチン代表ＦＷリオネル・メッシが、スペインのエル・ムンド・デポルティーボ紙とのインタビューでチームの現状を分析、現状でチーム状態は最高レベルではないとした。

　今シーズンの展望を問われたメッシは「リーグは最後まで争うことになるだろう。チャンピオンズリーグで優勝したければ僕らは今後もっともっと成長を続けないといけない。そうでないとタイトルを争うところまで辿り着くことはできない」とした。

　その根拠として「もっと安定したプレーしないといけないし、今やっていることをできるだけ早く身につけ、信頼感のある存在にならないと。またミスをなくさないと。僕らはここまで１年を通してたくさんのミスを犯してきた」と反省している。

　昨季のリバプール戦、２季前のローマ戦では第１戦でリードしながら第２戦で逆転負けしていることについて「特にリバプール戦の敗因の説明はつかない。ローマでのことは起こり得ることだけど、翌年とほぼ同じ状況で同じ展開になるというのは説明するのが難しい」と、自身の中に暗い影を落とすほどの心理的ダメージがあったとしている。