青森山田、1年生の松木が今大会4ゴール目 負傷交代に悔し涙も「絶対に優勝したい」

 「全国高校サッカー選手権・準決勝、青森山田2-1帝京長岡」(11日、埼玉スタジアム)

 昨年王者の青森山田が接戦を制し、連覇に王手をかけた。

 1-0で迎えた後半開始早々の2分、1年生のMF松木玖生がこぼれ球を左足でねじ込み、今大会4ゴール目。その後は帝京長岡の猛攻に耐え、1点差を守り切った。

 松木は後半39分に相手のタックルで足を負傷し、担架でピッチ外へ。そのまま途中交代となり、涙を流して悔しがった。

 試合後は得点シーンについて「チームが一致団結していいところにボールがこぼれてきた。それを決めるだけだった」と振り返り、13日の決勝に向けて「この調子で絶対に優勝したい」と決意した。決勝の相手は、この後に行われる静岡学園-矢板中央の勝者。

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