神戸・イニエスタ、Jベスト11入りで「来年も良いプレーを」 けがで式典は欠席

 ベストイレブンを受賞した(前列左から)ディエゴ・オリヴェイラ、喜田拓也、マルコス・ジュニオール、永井謙佑(後列左から)林彰洋、室屋成、森重真人、チアゴマルチンス
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 「2019Jリーグアウォーズ」(8日、都内)

 今季のベストイレブン(ベスト11)が発表された。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(神戸)が、スペイン国籍選手では初めて受賞した。

 クラブを通じてのコメントでは「この賞に選ばれて嬉しく思います。また、選手間投票で選出されたことは誇りです」と喜んだ。「来年も良いプレーを続けて、ベストイレブンに選ばれるように頑張りたいです」と、まだJの最前線で戦うことを誓った。

 昨夏に加入し、今季は初めてシーズンを通してプレーした。度重なる負傷で出場数は23試合にとどまったが、6得点6アシストを記録。正確無比の技術で存在感を放った。9月末に負った右足親指骨折の影響などもあり、リーグ戦の終盤2試合を欠場。式典も負傷を理由に欠席した。

 優勝した横浜MからFW仲川輝人、FWマルコスジュニオール、MF喜多拓也、DFチアゴ・マルチンスの4人、2位のFC東京からGK林彰洋、DF室屋成ら6人が選ばれた。上位2チーム以外の受賞はイニエスタのみとなった。

 ▽GK 林彰洋(FC東京)

 ▽DF 室屋成、森重真人(以上、FC東京)、チアゴ・マルチンス(横浜M)

 ▽MF 橋本拳人(FC東京)、喜田拓也(横浜M)、アンドレス・イニエスタ(神戸)

 ▽FW ディエゴ・オリべイラ、永井謙佑(以上、FC東京)、仲川輝人、マルコスジュニオール(以上、横浜M)

 受賞回数は森重のみ5回目。他の10人は初受賞となった。

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