完封のGK権田がDF長友をたたえる「あれだけ不利な状況でもできるのは…」

 「W杯アジア2次予選、キルギス0-2日本」(14日、ビシケク)

 数回あった決定的なピンチをセーブし、W杯予選4試合連続となる完封勝利に貢献したGK権田修一(ポルティモネンセ)が試合を振り返った。

 試合では至近距離からのシュートを2度防ぐなど、決して盤石ではなかった試合で、最後の砦としてゴールに鍵をかけた。昨年11月にもキルギスとキリンチャレンジ杯で対戦しているが、「メンバーも、もっと質の高い選手が多くなっていた。アジア杯でも良い試合をしていたので、そんな簡単じゃないのは理解していた」と想定して試合に入っていたと振り返った。

 その中で「左のストッパーのキャプテンから、6番の選手へのサイドチェンジですか、あれはキルギスの形なんだろうな」と分析したキルギスの攻撃パターン。そこから中央にボールが入ってくるプレーに、サイドバックの長友佑都が中央にポジションを変えて対応しなければならなかったと語った。

 そうした対応を長友がしたことに「クロスをあげられるシーンも多少はあったけど、限定もしていた。そういうことをあれだけ不利な状況でもできるのは、佑都くんの122試合出ている(ことがあっての)ことだし、普段から高いレベルでやって、レアルとやっているだけのこともある。中にしても、難しいんですよ、相手が2トップで2シャドーだから」と手を焼いたことを明かした。

 次戦はキリンチャレンジ杯となり、日本代表もメンバー変更があった上でベネズエラ戦を19日にパナソニックスタジアム吹田で行う。「質の高い相手なので、そういう相手に対してもメンバーも変わりますけど、日本代表は高い質でプレーできないといけない」と見据えた。

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