J1神戸FWポドルスキ退団濃厚に 三浦SD「これから話はする」も…
J1神戸を今季限りで退団することを示唆した元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(35)について、三浦淳寛スポーツダイレクター(45)が15日、神戸市内で取材に応じ「(去就について)これから。ちゃんと話はする。試合に出られるようになってから」などと語った。いまだポドルスキへ契約延長の打診はなく、契約満了による退団が濃厚となった。
17年夏に2年半契約で神戸入りしたポドルスキは、13日付のドイツ大衆紙「ビルト」(日曜版)のインタビューで「クラブ幹部から話はない。日本でのキャリアはおそらく年末で終わる。他の選択肢を検討している」などと語り、退団を示唆していた。
今季は「真珠腫性中耳炎」の治療でドイツに一時帰国し、6月には手術を受けた。9月18日の天皇杯川崎戦で実戦復帰したが、リーグ戦では5月26日の湘南戦以来出番はなく、J1出場8試合2得点にとどまっている。
この日の公開練習ではフルメニューを消化。ミニゲームでは強烈なシュートを放つなど、次節FC東京戦(19日、ノエスタ)の出場に向けてアピールしたが、練習後に取材対応はなかった。