久保建英、強烈シュートはクロスバー “超積極的”も代表初ゴールならず

後半、競り合う日本代表・久保建英=カシマスタジアム(撮影・堀内翔)
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 「国際親善試合、日本2-0パラグアイ」(5日、カシマスタジアム)

 日本が2-0でパラグアイを下し、10日にヤンゴンで行われる2022年W杯カタール大会アジア2次予選F組初戦のミャンマー戦前最後の一戦を勝利で飾った。後半から出場したMF久保建英(18)=マジョルカ=はゴールこそ奪えなかったが、攻撃を活性化し存在感を示した。

 ギラついた久保建がいた。後半開始から堂安に代わって右MFに投入された背番号17はその5分後、ドリブルで仕掛けてファウルを誘うと、自ら直接FKでゴールを狙った。同24分には角度のない位置から左足を振り抜いたが、クロスバーを直撃。思わず天を仰いだ。

 「ギラギラしたものを見せて欲しい」と語っていた森保監督の要求に、両軍最多タイとなるシュート5本という積極的な姿勢で応えた。指揮官は「攻撃の起点となり、チームとしてオプションになるという動きを見せてくれた」と、攻撃面で一定の評価を与えた。

 その一方で「守備はまだまだ強さが足りない。果敢にチャレンジしていたので続けてトライしてほしい」と“注文”も付けた。

 代表初ゴールはお預けとなった。「打ったからには全部決めないといけない。入ってないことが全て」と自己評価は厳しかったが、そう遠くない未来の出来事だと予感させた。

 森保監督から与えられた守備面での“宿題”を消化し、18歳はさらなる進化を遂げる。

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