神戸ミスミス3連敗 GK足滑らせ失点…イニエスタ深いため息「ミス減らさないと」

 0-2で完敗し3連敗となり肩を落とす神戸の選手=ノエビアスタジアム神戸(撮影・後藤亮平)
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 「明治安田生命J1、神戸0-2横浜M」(20日、ノエビアスタジアム神戸)

 神戸が横浜Mに0-2で敗れ、今季2度目の3連敗を喫した。勝ち点21の15位のまま。横浜Mは勝ち点39として2位をキープした。首位のFC東京は清水を2-0で下して同42。G大阪はドイツから復帰した宇佐美貴史(27)の同点ゴールで名古屋と2-2で引き分けた。

 守備の凡ミスと決定力不足。攻守のかみ合わない神戸が今季2度目の3連敗を喫した。

 前半38分にバックパスを受けたGK前川が足を滑らせ、ボールを奪われた流れから失点。後半33分にはリスタートからDF初瀬が簡単に裏を取られ、飛び出した前川がPKを献上し試合は決まった。

 毎試合のようにミスからの失点を繰り返している。フィンク監督は「サッカーにミスはつきもの」と選手をかばったが、MFイニエスタは「ミスを減らさないと試合に勝つのは難しい」と深いため息をつき、MF山口は「学ぶ意識を強く持たないといけない」と、もどかしそうに話した。

 攻撃でも横浜Mを上回る15本のシュートを放ちながら、一発退場で10人となった相手を攻めあぐね、フィンク体制初の無得点に終わった。J2自動降格圏内の17位磐田とは勝ち点4差。残留争いが避けられない状況となった。

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