最下位の磐田・名波浩監督が辞任「勝っても負けても辞めるつもりだった」
「明治安田生命J1、磐田1-3川崎」(30日、ヤマハスタジアム)
J1磐田の名波浩監督(46)が30日、川崎戦に1-3で敗れて最下位に後退した試合後、辞任を表明した。今季はここまで3勝5分け9敗の勝ち点14。「(川崎に)勝っても負けても辞めるつもりだった」と説明。理由について「チーム成績が上がっていないのと、選手に気持ちよくサッカーをやらせていないことにけじめをつけた」と話した。
磐田の小野勝社長は「名波監督と協議の上、辞任を決めた。後任監督は言えない」と濁した。MF田口は「選手として責任を感じている。ピッチでプレーするのは選手なので、力になれなかった…」と話し、GKカミンスキーは「名波さんが低迷の責任をとったが、成績不振を招いた選手に責任がある」と表情を曇らせた。