FC大阪ようやく連敗ストップ 終了間際、横野が劇的同点ダイビングヘッド

 「JFL、鈴鹿アンリミテッド2-2FC大阪」(29日、AGF鈴鹿陸上競技場)

 サッカーJFL第13節が開催され、大阪から3番目のJリーグ入りを目指すFC大阪は、アウェーで鈴鹿リミテッドと対戦し、2-2の引き分け。連敗を6でストップした。

 曇り空の蒸し暑い中、行われた一戦。FC大阪はコーチ陣の入れ替わりもあり、新しい気持ちで連敗をストップするべく挑んだ。前半からこのところの少なかった相手ディフェンスラインの裏に抜けるプレーでゴールを狙った。20分にはMF木匠が裏を抜けてシュートを放つ。これは相手GKの好セーブで得点とはならなかったが、積極的なプレーで攻撃面でも主導権を握った。

 しかし36分、サイドを崩されると、鈴鹿にとって前半唯一となるシュートで先制を許してしまう。前半は0-1で折り返した。

 早い段階で同点に追いつきたいFC大阪は後半開始直後の1分、中央でのMF須ノ又からのパスで抜け出した木匠がダイレクトでシュートを決める。そこから試合はFC大阪ペースで進むが、なかなか得点が入らない。すると41分に一瞬のスキを突かれて失点。このまま試合終了かと思われた44分、途中交代で出場したMF町田が左サイドからクロスを上げると、FW横野が執念のダイビングヘッドで押し込み、再び同点に追いついた。

 最後まで逆転を狙い、相手ゴールに迫ったが、2-2のままで試合は終了した。FC大阪は勝利こそならなかったが、4月28日の第6節以来、約2カ月ぶりの勝ち点を獲得。連敗を6でストップさせ、長いトンネルから抜け出す光を見いだした。

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