久保建 ベンチ外 A代表デビュー9日に持ち越し 岡崎らと並んでスタンド観戦
「キリンチャレンジ杯、日本0-0トリニダード・トバゴ」(5日、豊田スタジアム)
日本がトリニダード・トバゴと0-0で引き分けた。初招集されたMF久保建英(18)=FC東京=はベンチ外だった。
4日に18歳の誕生日を迎えた久保のA代表招集初戦はベンチ外。スタンドから、真剣なまなざしで試合を見つめた。
森保監督は「シーズンを通してチームをけん引するようなプレーをして、移籍報道など、いろんなプレッシャーがかかっている」と久保の現状に配慮。「少し緊張の糸を緩めながら先に進んでいったほうがよいのかなと思って」とベンチ外とした理由を説明した。
待望のA代表デビューについては「もう少し先になるか、チームの状況次第」と話す。次戦9日のエルサルバドル戦(宮城)の出場も、ベンチ入りも含めて不透明な状況だ。
ただ、その評価は高い。「このまま成長し続けてくれれば間違いなくA代表の舞台でもプレーできる。彼の成長と我々の使い方がしっかりマッチしていけるように」。デビューの機が熟す瞬間を見極める。