鳥栖 いきなり守備崩壊…ワースト4失点 Fトーレスも不発
「明治安田生命J1、鳥栖0-4名古屋」(23日、駅前不動産スタジアム)
鳥栖の誇る堅守がいきなり崩壊した。12年のJ1昇格後、開幕戦ではクラブワーストとなる4失点。「1点目を失ってから、どうしたらいいか見失った」。キャプテンマークを巻いたFWフェルナンドトーレスは、先制された後のチームの混乱を敗因に挙げた。
昨季はJ1昇格後初めて最終節まで残留争いに巻き込まれた。「生まれ変わった鳥栖を見せる」と誓って臨んだ開幕戦。昨季J1最少得点だった攻撃陣も、後半10分の決定機にフェルナンドトーレスがシュートを右ポストに当てるなど開幕戦で7年ぶりの無得点に終わった。
「批判を受け止めて練習を積み、前に向かっていくだけ」と世界的ストライカーは前を向くが、今季も道のりは険しそうだ。