横浜M、21歳三好が開幕戦で移籍初ゴール ポステコグルー監督「面白い選手」
「明治安田生命J1、G大阪2-3横浜M」(23日、パナソニックスタジアム吹田)
川崎から期限付き移籍で加入した横浜MのMF三好康児(21)が開幕戦で移籍初ゴールを決めた。1-1の前半34分、相手クリアボールを拾うと、ペナルティーエリア外から左足を振り抜き、豪快にゴール左上へ突き刺した。
G大阪の日本代表GK東口順昭(32)の牙城を破る一撃に「得意な場所というか、あそこで前向きでボールを持ったら常にシュートをイメージしていた。思い通りに蹴れた。決められたのはうれしいが、何よりチームが勝ち点3を取れたことがうれしい」と胸を張った。東京五輪世代の21歳。昨季は川崎から札幌へ期限付き移籍し、26試合で3得点を記録していた。
フル出場で起用したポステコグルー監督は三好について「タレント性のある面白い選手。狭い中で局面を作り出すユニークな選手の一人」と賛辞を惜しまなかった。特に前半は出色の出来で、ボールを持つたびに存在感を発揮。大きな飛躍を予感させた開幕戦だった。