“幼なじみホットライン”が決定機を演出 DF室屋「拓実はすごく成長していた」
6日未明に北海道内で最大震度7を観測した地震発生を受け、親善試合・チリ戦(7日・札幌ドーム)が中止となったサッカー日本代表は7日、札幌市内で35分×1本、20分×1本の紅白戦を行った。本来であれば森保ジャパンの初陣となる日に行われた紅白戦は、サポーター約200人が観戦。非常事態にもかかわらず声援を送るファンに対して、選手たちも全力プレーで応えてみせた。
MF南野とDF室屋のホットラインが決定機を演出した。1本目の7分、室屋が中央に折り返し、南野が放ったシュートはGK権田のセーブに阻まれた。「あれは決めたかった」と南野は悔しがった。泉佐野市出身の南野と熊取町出身の室屋は実家が自転車で5分ほどの幼なじみ。幼稚園から一緒にボールを蹴り、日本代表まで上り詰めた。南野が「成とはプレーしていてやりやすい」と話せば、室屋も「拓実はすごく成長していた」と笑みを浮かべた。