井手口に“狂人”の洗礼 開幕前に清掃3時間
イングランド2部リーグ、リーズのMF井手口陽介に“狂人”の洗礼-。マルセロ・ビエルサ監督が、選手たちに練習場周辺を3時間に渡って掃除するよう指示したという。
イギリスの一般紙ガーディアンによると、ビエルサ監督はチームを見学に来るサポーターに感謝の気持ちを示すため、開幕戦を前にこの取り組みを促したとされる。独自の発想、手法でチームを指揮し、これまでに率いてきたほぼ全てのクラブで周囲を驚かせ、あるいはあつれきをうんできたアルゼンチン人監督は他とは違う視点を持っている。リーズに加入してからも施設内にほこりがあるかどうか、指でなぞって確かめたり、壁に足跡があるのを発見して「壁にもたれかかる人物がいるのは現状に不満を抱えている証し」と分析してみせたという。
なお井手口について、ビエルサ監督は「英語もスペイン語もできない」とコミュニケーションに問題があると発言している。