イタリア代表ＦＷマリオ・バロテリが２日、所属するフランス１部リーグ・ニースの招集日に無断欠席していたことが分かった。３日のコリエレ・デロ・スポルトなど、イタリアの主要スポーツ紙が報じた。

　同紙などによると、この日はパトリック・ヴィエイラ新監督の新体制スタート初日。何の連絡もなかったため、同監督は「みんなで彼を待っていた。何を考えているのか」と激怒した。

　ニースとの契約は６月末までとなっていたものの、クラブ側は昨年、２０１９年まで自動延長されたと考えているという。バロテリ側は１０００万ユーロ（約１３５億円）を要求したとみられる。

　フランス１部リーグのマルセイユが獲得に興味を示しているが、バロテリは代表へのアピールのためイタリアのクラブに移籍したい意向だ。