イニエスタ神戸入り会見「私にとって重要なチャレンジ」背番号は8 

ユニホームを手に笑顔のイニエスタ=都内(撮影・金田祐二)
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 J1神戸が24日、現役スペイン代表のアンドレス・イニエスタ(34)の完全移籍での加入を発表した。スペイン1部の名門バルセロナで長年活躍し、「カンテラ」と呼ばれる下部組織に96年に加入し、02年以降、トップチームで主に中盤で活躍してきた。来日したイニエスタは神戸の親会社、楽天の三木谷浩史会長とともに会見し、「わたしにとって重要なチャレンジです」とアピールし、背番号「8」のユニホームもお披露目した。

 三木谷会長から「プリーズ、カミイン」の呼びかけで壇上に上がったイニエスタは、柔和な表情で報道陣に手を振り、用意されたサイン台で契約書にペンを走らせた。

 白いTシャツにジャケット姿のイニエスタは、三木谷会長と握手し「私の家族もとても喜んでいます。チームメイトの人たちとのプレーを心から楽しみにしている」と話した。

 スペインの複数メディアは3年契約で年俸2500万ユーロ(約32億5千万円)と報じている。イニエスタ側は当初、年俸3500万ユーロ(約45億5千万円)を要求していたとされるが、大幅な歩み寄りがあったという。

 イニエスタはW杯ロシア大会に出場するスペイン代表にも選出されており、28日から始まる代表合宿に参加する。Jリーグの第2登録期間は7月20日からとなっており、最短なら同22日の湘南戦(ノエスタ)から出場可能だが、同16日に行われるW杯決勝にスペイン代表が勝ち進んだ場合などには、神戸への合流時期もずれ込むことになる。

 神戸の親会社となる楽天はバルセロナと17年から4年総額2億2000万ユーロ(約284億円)のスポンサー契約を締結しており、三木谷会長が交渉を主導していた。神戸は昨夏にも元ドイツ代表FWポドルスキを獲得しており、2年連続で世界的名手を獲得することとなった。

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