神戸・三浦SD、イニエスタ獲得報道に「ビックリ」も「来るなら最高の選手」

 J1神戸がスペイン代表で同国1部リーグ、バルセロナを今季限りで退団するMFアンドレス・イニエスタ(33)の獲得に乗り出しているという報道について、神戸の強化担当取締役の三浦淳寛スポーツダイレクター(SD)が9日、神戸市内で取材に応じ「正直、現実的ではない気がする。金額にビックリしている」と話した。

 イニエスタを巡ってはスペインの複数メディアが年俸2500万ユーロ(約32億5千万円)の3年契約で神戸入りに合意したと報じた。神戸の三木谷会長がイニエスタ側の代理人と既に接触。当初は年俸3500万ユーロ(約45億5千万円)を要求されたというが、条件面で詰めの交渉を行っており、獲得に近付いているもようだ。

 三浦SDは三木谷会長とバルセロナを訪れ、バルセロナ-レアル・マドリードの“クラシコ”を観戦したことを認めたが「別の業務提携の件で行った」と説明。イニエスタとの交渉については「その話は聞いていない」と話すにとどめた。神戸はバルセロナの育成モデルを反映した組織を立ち上げる構想を進めている。

 親会社の楽天がバルセロナと17年から4年総額2億2000万ユーロ(約284億円)のスポンサー契約を締結しており、交渉は楽天の会長兼社長でもある三木谷氏が主導しているとみられる。神戸の立花社長は試合会場に現れなかった。「現実的ではない」と繰り返した三浦SDだが、「来るなら最高の選手」と期待も込めて話した。

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