１９８６～８７年にサッカーの日本代表監督を務めた石井義信（いしい・よしのぶ）さんが２６日、７９歳で死去した。アドバイザーを務めていたＪ１のＦＣ東京が２７日発表した。広島県出身。遺族の意向により葬儀・告別式の日時と場所は非公表。

　現役時代は日本リーグの東洋工業（現Ｊ１広島）などでプレーし、日本代表で国際Ａマッチに１試合出場。引退後はフジタ（現Ｊ１湘南）監督として天皇杯全日本選手権やリーグを制し、手腕を買われ日本代表監督に就任。８７年のソウル五輪アジア最終予選で敗退して退任した。２００１年からＪ１のＦＣ東京アドバイザー。