FC大阪・川西が劇的決勝弾 今季初の完封勝ちで4位浮上

 「JFL、流通経大ドラゴンズ龍ケ崎0-1FC大阪」(15日、たつのこフィールド)

 サッカーJFL第1ステージ第6節が開催され、大阪から3番目のJリーグ入りを目指すFC大阪はアウェーで流通経大ドラゴンズ龍ケ崎に1-0で勝利。連敗を2でストップし、4位に浮上した。

 春の嵐が過ぎ去った、雨上がりのピッチで戦うFC大阪。連敗中とあって何か変化が必要となるところで、FW大塚が加入後初先発。またMF水野も初先発と中盤のメンバーを入れ替えて臨んだ。

 前半から早く攻めるFC大阪だったが、相手守備陣にうまく守られ、シュートまで持ち込めない。一方で開幕から失点が続く守備陣も相手にシュートを打たせず、前半は0-0で折り返した。

 FC大阪は後半25分にMFジュニーニョに代えてFW川西、39分にはMF水野に代えてFW四ヶ浦と攻撃的なカードを切るもゴールが遠い。

 このまま同点で終わるかと思われた後半ロスタイム、MF井手口のパスを受けたMF南部が相手ゴール前までドリブルで持ち込んでシュートを放つと、このシュートを相手GKがはじく。そのこぼれ球を途中出場の川西がしっかりと詰めて待望の先制点。その後は残り時間をしっかりと守り切った。川西の今季初得点で、今季初の完封勝ちを果たした。

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