ハリル監督、表情さえず「ちょっと厳しい結果」 中島ドロー弾も

 日本-マリ 前半、試合を見守るハリルホジッチ監督(手前)=リエージュ(共同)
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 「国際親善試合、日本1-1マリ」(23日、リエージュ)

 試合終了間際に後半15分に途中交代で代表初出場を果たしたFW中島翔哉(ポルティモネンセ)が同点ゴールを奪ったが、バヒド・ハリルホジッチ監督の表情はさえなかった。

 中島のゴールの直後に試合終了の笛が鳴ったが、しばらく指揮官はベンチから動かなかった。

 インタビューにも「ちょっと厳しい結果ですよね。いろんな情報がえられましたけど、すべてがポジティブなわけじゃない」と険しい表情。W杯で同組となるセネガルをイメージした試合だったと水を向けられても「セネガルに対してまだ準備ができていないということですね」だけ語り、「メルシー」とインタビューを打ち切った。

 日本は前半終了間際にDF宇賀神が自軍エリア内でジェネポを倒してPKを献上。ディアビに決められ先制を許した。

 後半に入ってからも攻めあぐねる日本は、中島、三竿健斗、小林悠、本田圭佑を投入。何とかゴールをこじ開けようと長いボールを蹴り込んだ。ロスタイム3分に自陣で日本がボールを奪うと、中島から左サイドに展開。小林のクロスははね返されたものの、三竿が右サイドで拾って再びクロス。逆サイドで中島がボレーで合わせた。

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