FW伊東 中国戦で初スタメン濃厚「もっと自分の良さを出していければ」

 「サッカー・東アジアE-1選手権、日本-中国」(12日、味の素スタジアム)

 サッカー男子日本代表は11日、第2戦の中国戦に向け、都内で冒頭15分間を除く非公開で最終調整を行った。戦術練習では北朝鮮戦(9日)で国際Aマッチデビューを果たしたFW伊東純也(24)=柏=が右FWに入ったとみられ、初の先発出場が濃厚となった。12日に北朝鮮-韓国が引き分けた場合、日本が勝つと2大会ぶり2度目の優勝が決まる。

 国内組屈指のスピードスターがスタメンの座を手に入れた。非公開で行われた戦術練習で伊東は主力組の右FWに入ったとみられる。待望の先発出場が濃厚となり「もっと自分の良さを出していければ。結果を出せるように頑張りたい」と意気込んだ。

 9日の北朝鮮戦では後半11分に途中出場で代表デビューを飾った。「チャンスには少し絡めた。仕掛ける部分の意識は出せた」と一定の手応えを得た。スピードを生かしたドリブルを駆使して右サイドで存在感を放ち、試合後はハリルホジッチ監督から「伊東はボールを持ったら仕掛けて相手を抜いていくことができていた。チームにプラスをもたらした」と評価されたが、伊東自身はシュート0に終わったこともあり「別に褒められるようなプレーはしていない」とあくまで謙遜する。

 今季は柏で全34試合に出場するなど頭角を現した。代表の右FWには久保(ヘント)浅野(シュツットガルト)のリオ五輪世代が定着しているが、93年生まれの伊東も同世代。浅野に劣らぬ快足で、右FW争いに名乗りを上げる。

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