J1のFC東京がユース所属の高校1年、FW久保建英を11月からプロ選手としてトップチームに昇格させ、J1リーグ戦デビューを狙わせることが28日、関係者の話で分かった。16歳でのプロ契約は、2004年に森本貴幸(現川崎)が東京Vと結んだ例がある。
久保はスペインの強豪バルセロナの下部組織でプレーした経験を持ち、20年東京五輪での活躍も期待される逸材。昨年9月にユース所属のままトップチームに登録され、今年4月にFC東京U-23(23歳以下)の一員としてJ3最年少得点記録を樹立、5月にはYBCルヴァン・カップに出場してJ1公式戦デビューを果たした。