飛び級合宿参加の15歳・久保、U-20W杯代表入りへサバイバル開始

 サッカーのU-20(20歳以下)日本代表候補合宿が7日、東京都内で始まった。飛び級で参加している15歳のFC東京U-18MF久保建英(たけふさ)ら22選手がU-20ワールドカップ(W杯)韓国大会(5月20日開幕)の日本代表入りを目指して猛アピールした。

 日本サッカーの将来を背負う15歳が、最大で4つ上のプロの選手たちと生き残りを懸けたサバイバルレースに挑んだ。久保は充実した表情で「朝早くからハードな一日。やりきった感がある」と、合宿初日を振り返った。

 紅白戦では主力組で磐田FW小川航基(19)と2トップを組んだが、ボールを奪われる場面もあり「正直、思ったよりもできなかった。もっと積極的にボールを受けられれば良かった。もっとアピールしていきたい」と話した。

 8日にはトップチーム相手に練習試合。本大会のメンバー発表まで、残されたアピールの場はわずかしかない。韓国行きの切符をつかみ取るため「ボールがないところの動きは得意ではない。ただ、ボールを持った時は自信がある。ドリブルに注目してほしい」と強い意志を示した。

 さらに、21人が選ばれるU-20W杯本大会に向け、「もしも」と前置きしたうえで決意を語った。「15年で変えられなかったことは、すぐには変えられない。できないところはできないので、できることを全力でやりたい」。もっと光り輝くために、歩みを止めない。

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