来季バルサ監督候補にセビリアのサンパオリ氏浮上…英紙伝える
サッカースペイン1部リーグ、バルセロナの来シーズンの指揮官候補にセビリアのホルヘ・サンパオリ監督(56)の名前が16日、浮上した。英紙ザ・テレグラフが伝えている。
記事によると現バルセロナ指揮官、ルイスエンリケ監督の続投がないことを前提にしたもので、新監督候補の筆頭にサンパオリ氏が据えられているとしている。
サンパオリ監督はセビリアと2年契約を結んでおり、現在はその初年。他チームへ移る場合は契約解除金が発生する。なお対抗候補と目されているは、元バルセロナ所属選手で現在エバートン(イングランド)を率いるロナウド・クーマン監督、同じく元所属選手でA・ビルバオ(スペイン)のバルベルデ監督など。
今季限りで契約が切れるルイスエンリケ監督は来月にも自身の去就を決めるとの見方もある。スペイン紙エル・ムンド・デポルティボが伝えているもので、今後についてなんらかの決断をするという。
その目安になるのが3月9日。これは欧州チャンピオンズリーグ・1回戦の対パリ・サンジェルマン(フランス)第2戦の翌日にあたる。バルセロナは第1戦で0-4と大敗しており、敗色濃厚となっている。バルセロナのクラブとしては指揮官の意思を尊重する考えで、ルイスエンリケ監督が続投希望なら容認するという。