W杯出場枠拡大に国内関係者は複雑「喜んでばかりは…」欧州では“反対”の声も

 国際サッカー連盟(FIFA)は10日の理事会で、26年W杯の出場チーム数を現行の32から16チーム増やし、48に拡大することを決めたと発表した。3チームずつ16組に分かれて1次リーグを実施。今後決まる見通しの増加分の各大陸連盟への割り振りで、アジアの出場枠は18年ロシア大会の4・5から2、3枠程度は増えるとみられる。

 国内外のサッカー関係者の反応はさまざまだった。日本協会で技術委員長を務めた霜田正浩氏は「あっさり2試合で終わる可能性も高まり、W杯に出やすくなると喜んでばかりはいられない」と話した。

 南ドイツ新聞(電子版)によると、元ドイツ代表監督のフォクツ氏は「W杯を滅ぼすには、こうするしかないのだろう」と皮肉たっぷりに批判。欧州の有力クラブの立場を代弁する欧州クラブ協会は「どの観点からも完璧な、現行の32チーム方式を変える理由が見当たらない」との声明を発表した。

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