Cロナ4度目のバロンドールも“脱税疑惑”が「喜びを妨げてる部分はある」

 サッカーのスペイン1部リーグ、レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスチアノ・ロナウドが12日、2016年の最優秀選手賞「バロンドール」に選出された。4度目の受賞となった31歳の大エースは「4度もトロフィーを手にできるなんて思いもしなかった」と喜びを表した。フランス・フットボール紙とのインタビューで語った。

 ロナウドは「今回の受賞は初めてのときと同様にうれしい。レアル・マドリードと代表のチームメイト、僕を手助けしてくれたすべての人たちに感謝したい。こんな素敵な賞をもらえてとても誇らしいし幸せ」と話した。

 租税回避地(タックスヘイブン)を利用した“脱税疑惑”が欧州などで報じられているが「この一件がバロンドールの喜びを妨げている部分はある。ないと言えば嘘になる。いつでもきちんとしたことをしようと努めているから痛みがあること。世の中には無実の罪で刑務所に入っている人がたくさんいるが、今の僕にはそんな感覚がある」と“潔白”を主張した。

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