Jリーグがタグ・ホイヤーとパートナーシップ締結 大久保、李忠成が「時間」語る
Jリーグとタグ・ホイヤーによるパートナーシップ締結会見が25日、都内で行われ、J1川崎FW大久保嘉人(34)とJ1浦和FW李忠成(30)がゲスト出演。高級時計メーカーとの会見にふさわしくスーツ姿で登壇した2人が、時間をテーマにトークセッションを行った。
自分にとっての「忘れられない時間」を尋ねられると、大久保は「初めての海外挑戦(04年のスペイン・マジョルカ移籍)の時ですかね。今でも思い出すこともあるし、良い経験をさせてもらったと思っている」。李忠成は「2011年の(カタール)アジア杯・決勝戦での決勝ゴールの瞬間ですかね。あの瞬間、僕は“時間を生で感じていた”。ボールが止まっているように見えた」と語った。
また大久保は34歳、李忠成は30歳とキャリアの円熟期に入っているだけに「今後、大切にしていきたい時間は」という話題には、「サッカーをあと何年やれて、あと何試合に出られるんだろうと考えることもある。一日一日を大切にして、忘れられないことをやっていきたい」と大久保が語り、李忠成も「二十歳の時と時間の流れ方は違いますよね。残りのサッカー人生、一人でも多くの人に感動を与えられるような試合や、ゴールを取りたい」と話していた。
もちろん、2人とも日本代表復帰も目指しており「いつだって代表は入りたい。そのためには結果を残し続けていくしかない」(大久保)、「僕も(代表復帰は)諦めていない。まだまだ頑張って行きたい」(李忠成)とも話していた。