神戸会心の勝利でついに第2S2位浮上 エース・レアンドロが躍動!
「J1、神戸3-0川崎」(1日、ノエビアスタジアム神戸)
走りきった。勝利のホイッスルが響き、歓声が上がると神戸の選手たちは次々と芝生に崩れ落ちた。既に多くの選手の足はつっていたが、会心の勝利に充実感が体中を駆け巡る。「自分たちのやるべきことがしっかりできた」。主将FW渡辺がイレブンの気持ちを代弁した。
エースの躍動が光った。1-0で折り返すと、後半14、31分とFWレアンドロが加点。これで得点ランクトップとなる今季19得点目を決めたストライカーは「いい形で得点が取れた」と破顔。守備陣も21本のシュートを浴びながらも、要所を抑えて完封した。
これで第2ステージ2位に浮上。残り3試合で、首位・浦和との勝ち点差は5と決して簡単な戦いではないが「僕らは上を目指してやるだけ。3試合あるが、まずは次の仙台戦に向けてやっていく」と渡辺が話せば、レアンドロも「簡単な差ではないが、Jリーグは残り数試合で大きなドラマがある。最後まで諦めない」。栄光を信じて、残り3試合を全力で駆け抜ける。