レアル、敗色濃厚から5分で逆転勝利 欧州CL、スポルティングに

 「欧州CL・1次リーグ、レアル・マドリード2-1スポルティング」(14日、マドリード)

 前回の覇者、スペイン1部リーグ、レアル・マドリードが試合終了間際の連続得点で劇的な逆転勝利を飾った。

 後半2分MFブルーノ・セザルの得点でスポルティング(ポルトガル)に先制を許したレアル・マドリードにとっては典型的な「何をやってもダメ」な敗戦パターンだった。交替で攻撃陣をテコ入れ、相手ゴール前に迫るも、気持ちがはやりオフサイドにかかるといった悪循環。せっかく得た絶好のチャンスもFWクリスティアノ・ロナウドの放ったシュートはゴールポストに弾かれた。

 それでも訪れた同点弾は、スタンドにいたファンの一部が敗戦を覚悟し通用口に向かい始めていた89分。ゴール正面の直接フリーキックをロナウドが決めると、提示されていたロスタイムの4分にあと4、5秒を残すのみだったタイミングで決勝弾が生まれる。MFハメス・ロドリゲスが左サイドからあげたクロスにFWモラタが頭で合わせた。

 試合後、ロナウドは「これは一つの警告。のんびりと試合に入ると相手に手痛い仕打ちを受ける」と気持ちの引き締めを促した。一方で、いずれも途中出場のコンビ(ハメス、モラタ)が決勝点を挙げるという選手起用がズバリと当たったジダン監督は自信を深めた様子。「我々は最後まで勝利を信じてあきらめずに戦った。こういう試合をするのがマドリードで、我々は1分で状況を一変できる」と胸を張った。

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