「ＡＣＬ・決勝トーナメント１回戦第１戦、浦和１－０ＦＣソウル」（１８日、埼玉スタジアム２００２）

　浦和が０８年以来８年ぶりとなる８強進出へ前進した。本拠地でＡＣＬ初対戦となったＦＣソウルに手堅く先勝した。決勝点は前半１４分、ＤＦ森脇のサイドチェンジに走り込んだＭＦ宇賀神が「みんなの気持ちが乗り移った」と、角度のない位置から左足を合わせた。宇賀神にとって今季公式戦初ゴール。ＡＣＬでも初得点となった。

　この日未明に第３子となる次男が生まれたＤＦ遠藤らとゆりかごダンスで祝った。監督に許可を得て出産に立ち会った遠藤は、果敢な守備で１次リーグ１７得点を誇ったＦＣソウルにアウェーゴールを許さなかった。

　今夏にリオ五輪を控える２３歳。愛息の名前について漢字は未定だが、五輪にちなみ「リオ」と名付けるつもりだと明かした。