G大阪、広島倒してACLへ弾み付ける

 Jリーグは18日、都内で、J1、J2、J3の全53クラブが参加し、27日のJ1開幕を前に恒例の会見を行った。国内シーズンの本格的な幕開けとなる「富士ゼロックス・スーパーカップ」(20日、横浜・日産ス)に臨む昨季天皇杯全日本選手権覇者のG大阪と、J1覇者の広島も会見。G大阪の長谷川健太監督(50)は、昨季4強のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)制覇へ弾みとなる勝利を誓い、広島も意気込みを語った。

 G大阪にとって、新スタジアム元年はアジア王者を狙う1年だ。昨季のACLは4強入りしたが、豊富な資金力で次々と大物外国人を獲得する広州恒大(中国)に準決勝で敗れた。DF岩下は「“爆買い”にやられた。リベンジしたい」と誓った。

 24日の1次リーグ初戦、アウェーでの水原(韓国)から始まるACL。長谷川監督は「(監督として)取っていないタイトルはACLだけ。今年は取ろう」と選手に伝えている。

 今季はU-21ブラジル代表FWアデミウソンとMF藤本を獲得し、攻撃に厚みが増した。富士ゼロックス・スーパー杯の相手は、昨季のチャンピオンシップ決勝で敗れた広島。「まず勝って、弾みをつける試合にしたい」。アジア制覇への足がかりとする。

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