ネイマール父、裁判で徹底抗戦の構え
サッカーブラジル代表FWネイマールの父が、息子のバルセロナ(スペイン)への移籍で税金逃れなど不透明な金の動きがあるとして訴えられている件で、違法性などを否定し、裁判で証明していく考えがあることを示した。19日のスペイン紙スポルトとのインタビューで話したもの。
ネイマールの父は前所属のサントス(ブラジル)について「私の息子を訴えて処分を求めておきながら、後から『そうではない』との声明を出している」と不信感を示している。もっとも、問題の本質は「第三者の訴えから動いているもの。彼らは自分たちの“権利”を主張しているが、実際のところ、それが何なのかは誰も分からない」とみている。
今夏にはマンチェスター・ユナイテッド(英)からのオファーもあったように、常に動きが見られるが「ネイマールはバルセロナで幸せにやっている。ただ、裁判やその手続きをする上での確かなものが必要」と主張。自身が実質的な経営者となっている会社が、選手のマネージメントをすることの問題を明らかにした上で、調整するなどの対応が必要だとしている。