J3鳥取に最長身203センチFW加入
J3鳥取は30日、下部組織の鳥取U‐18FW畑中槙人=まきと=(18)が来季からトップチームに昇格すると発表した。畑中は203センチ、80キロの大型FWで、日本人としては史上最長身選手となる。
鳥取県米子市内で記者会見に臨んだ畑中は「よくバレーボール選手やバスケットボール選手に間違われるが、サッカーで結果を残したい」と意欲を燃やした。兵庫県出身で、米子松蔭高に在学中。「絶対にトップチームに上がってプロ選手になるという強い信念で鳥取に来た。それが実現して率直にうれしい」と喜びをあらわした。
これまでのJリーグ最長身選手は、一昨年までJ2千葉に所属したノルウェー出身のFWオーロイで204センチ。日本選手では昨年引退したJ1鹿島のGK八木直生の199センチだった。「自分は203センチという身長があり、体全体が武器。まだまだヘディングなど未熟ですが、もっと磨きをかけて世界に通用する選手になりたい」。“進撃の畑中”が、Jの制空権争いに殴り込みをかける。