サッカードイツ代表のワールドカップに向けた一次選考３０選手が発表され、長期離脱の怪我からいまだ完全復帰していないＭＦサミ・ケディラ（レアル・マドリード）がメンバー入りした。

　ケディラは昨年１１月に右膝じん帯を断裂してシーズンの大半を戦線離脱している。もっとも怪我自体は回復しており、所属のレアル・マドリードではベンチ入りメンバーとなり、試合に出場できるところまでには来ている。チャンピオンズリーグ決勝を含め今シーズンの残り試合に出場する可能性はある。

　なおドイツ代表からはＧＫマルクアンドレ・テルシュテーゲン（ボルシアＭＧ）とＦＷマリオ・ゴメス（フィオレンティナ）がメンバーから外れた。純然たるＦＷはミロスラフ・クローゼ（ラツィオ）とケビン・フォラント（ホッフェンハイム）の２人だけとなっている。最終候補のメンバー２３人の発表は、カメルーンとの親善試合の翌日６月２日に発表される。