指揮官は校長先生!香川西・大浦監督

 「全国高校サッカー選手権・1回戦、香川西-帝京三」(30日、ニッパ球)

 香川西(香川)が「2勝」を目指して8年連続9度目の選手権に挑む。過去8度の出場で計4勝を挙げているが、1大会では1勝が最高。来季発足するJ3・金沢入りが決まったエースFW阪本翔一朗(3年)の決定力を武器に、磨き抜かれた堅守速攻のサッカーで壁を突き破る。

 今年4月に同校の校長に就任した大浦恭敬監督(56)。「サッカー部の監督のままでいいなら」という条件で引き受けたものの、放課後は会議や来客への応対などで忙しく「練習を見る時間は3割くらい減りました」と苦笑いを浮かべる。

 それでも合間を縫って選手たちにアドバイスを送る。「校長になって選手権に出られなかった、とは言われたくなかった」。連続出場を「8」に伸ばし、胸をなで下ろした。

 「今年のチームは2つ勝つことを目標にしてきた。しっかり守ってカウンター。自分たちのサッカーをしたい」。就任31年目のベテラン指揮官は、初めて“校長監督”として迎える選手権の舞台へ闘志満々だ。

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