サッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(60)が日本イレブンに「個の向上」指令を出したことが24日、分かった。コンフェデ杯の1次リーグを3連敗で終え、チームはサンパウロから帰国の途についた。大会と、W杯で使用するキャンプ地視察のためブラジルに残った監督は、選手に「各クラブで試合に出て、個のレベルアップに励んでほしい」と伝えたという。
指揮官は、コンフェデ杯のスペイン‐ナイジェリアを視察し、「ボールは回るし、プレッシャーが来ても慌てない技術がある」とスペインの実力を思い知らされた。MF本田圭佑(27)=CSKAモスクワ=が提唱する「個の成長」の必要性を、監督もあらためて痛感した。
空港に姿を見せた本田はうつむいたまま、一般と異なる導線でチームメートと搭乗口へ。トレードマークのサングラスも胸ポケットにしまい、報道陣の呼びかけには「ごめんなさい」とだけ答えた。7月はオフになる見通しで、イタリアの名門・ACミランへの移籍がささやかれる中、本田自身も個の成長のための下地をつくる。