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被災地に届け 澤サンタがクリスマス弾

 「東日本大震災復興支援チャリティーマッチ」(25日、国立)

 昨年3月11日に発生した東日本大震災の復興支援を目的に「Cheer!NIPPON」が主催した慈善試合が25日、国立競技場で行われた。代表発起人である日本女子代表(なでしこジャパン)MF澤穂希(34)=INAC神戸=は、ヤングなでしこが中心となった20歳以下で構成された選手との試合で、自ら先制点を決めるなど躍動。クリスマスの夜を鮮やかに彩った。

 聖夜にゴッドが舞い降りた。次世代を担う“ヤングなでしこ”との夢試合。やはり役者が違った。0‐0の26分だ。MF宮間のクロスをFW高瀬が頭で落とすと、MF澤は荒々しくポニーテールを揺らしながら突進。「相手も後ろを向いていたしね」。右足を伸ばして、ネットを揺らした。

 「滑り気味だったけどゴールできて良かった。みんなが『わーっ』てなってくれて良かったですね」。鼻水をすすりながら、笑顔がはじけた。

 この日の慈善試合を含め、4日間で3試合目。「すっごい疲れていた。しんどい状態だった」と話すが、極限状態の澤の背中を押したのは使命感だった。「W杯や五輪でたくさんの方々に応援してもらったので、被災地に自分が何ができるか考えて開催させてもらった」。クリスマス開催となったこの日は、被災地の子供たちも多く招待されていただけに、野性味あふれる“澤サンタ”が、最高のプレゼントを届けた。

 ゴール以外でも、対戦したMF仲田にロンドン五輪で習得した必殺技『カミソリスライディング』を見舞うなど、世代交代などさせないと言わんばかりのプレーを見せた。事実上の2試合目となった、男子OBチームとの対戦では、W杯制覇後の凱旋試合以来となるキャプテンマーク姿を披露。国立に駆けつけた3万674人に、勇気と感動を見せた。

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