そして誰もいなくなった…「貴乃花」騒動史

23年連れ添った景子夫人との離婚が明らかになった元貴乃花親方。「卒婚」と称してはいるが世間を騒がせたことには変わりない。宮沢りえとの婚約解破や兄弟確執、協会との闘いなど騒動の歴史を振り返る(敬称略)

公開日:2018.11.29

10年7付き17日の1面

 大相撲の貴乃花親方(37)=協会理事、元横綱貴乃花=が、6月に新弟子の勧誘のため愛媛県愛南町を訪れ保護者らと会食などをした際、地元の暴力団関係者が同席していたことが16日、県警への取材で分かった。貴乃花親方は暴力団関係者との関係について完全に否定した。日本相撲協会の村山弘義理事長代行(73)=元東京高検検事長=は同親方への事情聴取を行う意向を示し、早ければ17日にも協会による事情聴取が行われる。【10年7月17日の紙面より】

  貴乃花親方は「暴力団との付き合い、面識は一切ありません」と個人的な交際を否定した。同親方はこの日、中学生の保護者らに確認をとり、暴力団関係者はいなかったと確認したという。暴力団関係者と認識していなかったのではなく「暴力団関係者はいなかった」と強調した。
 さらに、「(一緒にいたのは)子どもの親御さんで、そういうふうに見える人はいなかった」と説明。滞在中は中学生の父親が付き添い「その方の付き合いの中で行動した」と説明した。【10年7月17日の紙面より】

16年3月 「貴の乱」から6年 理事長選に丸刈りで挑んだが…

16年1月30日の紙面

 16年3月の理事長選挙に出馬したが、八角に敗れる。この際、気合の?丸刈りにしたことが話題を呼んだ。
 余談だが、某名門運動部出身の後輩は大一番の前に丸刈りにするのが死ぬほどイヤだったらしく「ボウズにしても勝てんもんは勝てんのです」としみじみ語っていた。確かに。4年間で1回も甲子園ボウル出られんかったヤツが言うと説得力ある。

17年11月 貴ノ岩への暴行問題で日馬富士を提訴示唆

協会より先に警察へ「弟子を守るか、組織人の本分を守るか」で世論真っ二つ

17年11月28日の1面

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