ボクシングの元統一世界ヘビー級王者のマイク・タイソン（米国）は29日、ルイビル（米ケンタッキー州）で会見し、７月30日にルイビルでダニー・ウィリアムズ（英国）と復帰戦を行うと発表した。30日で38歳のタイソンにとっては、昨年２月以来のリングとなる。20歳で最年少のヘビー級王者になって以来、タイソンは３億ドル（約330億円）以上を浪費したとされ、さらに約3800万ドル（約41億円）の負債を抱えているという。【04年７月１日付の紙面より】（為替レートは当時）

04年７月30日（米現地時間）　バチが当たった？ボクシング復帰戦はＫＯ惨敗

　ボクシングの元統一世界ヘビー級チャンピオンのマイク・タイソン（38）＝米国＝の復帰戦となるノンタイトル10回戦が行われ、タイソンはダニー・ウィリアムズ（英国）に４回２分51秒でＫＯ負けした。約１年半ぶりの試合となったタイソンは、試合開始から得意の左フックなどで積極的に攻めた。しかし、次第に動きが鈍くなり、４回に相手の連打をまともに受けてキャンバスに崩れ落ちた。タイソンの戦績は57戦50勝（44ＫＯ）５敗２無効試合で、世界タイトル戦以外では初の敗戦となった。

05年３月10日　今度はムエタイ転向説浮上

　タイで最近創設された世界ムエタイ・ボクシング評議会の会長は１０日、「９日夜にタイソンの代理人から（キックに）転向したいので協力してくれとの連絡を受けた」と明かした。来週にも役員がタイソンと打ち合わせのため渡米するという。同会長は「リング外で人を殴ったり、相手の耳をかみ切ったりしないならば受け入れる」としている。【05年３月11日付の紙面より】

05年６月11日（米現地時間）　格下相手にまたもＴＫＯ惨敗でボクシング引退へ

　ボクシングの元統一世界ヘビー級王者マイク・タイソン（３８）＝米国＝が１１日（日本時間１２日）、米ワシントンＤＣ・ＭＣセンターでケビン・マクブライド（３２）＝アイルランド＝とヘビー級１０回戦を行い、６回終了ＴＫＯで敗れた。昨年７月に続いて連敗を喫したタイソンは試合後、引退を示唆。このまま現役を退く可能性が高くなった。【05年６月13日付の紙面より】

06年４月27日　結局なんやかんやでＫ―１か「秋に米か韓国で」と報じられる