侍JAPANの無念はボクシングで晴らす!「WBC」日本人王者を集めてみた

熱狂のうちに終了したワールド・ベースボール・クラシック。でも元祖WBC「世界ボクシング評議会」を忘れちゃいけないぜ!緑のベルトは男のロマン!WBCの日本人王者を集めてみた。(階級は現在の表記)

公開日:2017.3.26

試合前から両陣営とマスコミがヒートアップした辰吉対薬師寺戦の調印式=94年12月2日、名古屋市内

 僕らの胸を熱くさせた辰吉VS薬師寺戦はリング外でも大いに盛り上がった。網膜はく離でリングを離れていた辰吉の1年半ぶりの国内戦にして、史上初の日本人王者同士の世界戦は異例の入札となった。
 “放映権を持つ薬師寺側の中部日本放送と辰吉側の日本テレビ、ここにマイク・タイソンなどのプロモーターとして辣腕(らつわん)ぶりを発揮していた米国のドン・キングまで参戦した。結果は薬師寺側が3億4千万円で落札した。 この半分が辰吉陣営の取り分となった。余談だが、この時の振込手数料721円をどちらが持つか、そんな細かいことまでもめるほど双方はメンツを張り合った。”(“ ”内はデイリースポーツ2016年2月24日紙面より)
 テレビの視聴率もケタはずれで、瞬間最高は大阪で56・3%、名古屋で65・6%、関東でも53・4%と驚異の数字をたたき出した。

【ライト級】OK牧場ならぬKO劇場!“幻の右”で王者沈めたガッツ石松

ガッツ石松

 縞(しま)のかっぱに三度笠で入場、左から速く強烈な右を放ち「幻の右」と呼ばれた。66年デビュー。70、73年に世界に挑んだが敗れた。74年に3度目の正直を果たした。 4月11日、歴戦のつわものゴンザレス(メキシコ)を8回、会心の右でKO。本紙は「やったぞ石松 世界の三度笠」の大見出しに愛娘有紀ちゃんを抱き上げる写真を掲載。過酷な減量を乗り越え5度の防衛に成功。(デイリースポーツ2014年07月28日紙面より)

ガッツの世界王座奪取を報じる74年4月12日の本紙1面

【フライ、バンタム級】このお方のタイトルもWBC認定!1団体10階級、世界王者が10人しかいない時代の2階級制覇・ファイティング原田

ファイティング原田

 世界タイトルが希少価値の時代に2階級を制覇した、国民的ヒーロー。62年、19歳6カ月でフライ級のキングピッチ(タイ)に挑戦し11回KO勝ち。日本人2人目の世界王者となった。キングピッチとの再戦に敗れるとバンタム級に転向。65年、黄金のバンタム・ジョフレ(ブラジル)に判定勝ちした。フェザー級王者の挑戦には失敗したが、闘志いっぱいにラッシュする姿に誰もが感動した。日本人で初の国際殿堂入り。現在は日本プロボクシング協会終身名誉会長。(デイリスポーツ2014年7月20日紙面より)

原田がフライ級王座を奪取したキングピッチ戦前日の62年10月9日の本紙紙面。

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