青木真也ギブアップ負け 元IWGP王者ザック・セイバーJr.と至高の技術戦で惜敗「参りました…技術力違う」「チャトリも榊原信行も花を出せ」DDT入団初戦で“憤慨”も
「プロレス・DDT」(3日、両国国技館)
青木真也(43)が、新日本の元IWGPヘビー級王者ザック・セイバーJr.(39)との一騎打ちに臨んだ。互いに得意とするサブミッションのハイレベルな応酬を展開。リストの取り合いや、テクニカルな抑え込み合戦などでも沸かせた。最後はグラウンドで両腕を極められての変形ストレッチ技でギブアップ負けした。
17分27秒にわたる至高の技術戦を終えた青木は「参りました。(一本を)取られた。完敗。楽しかった。ずっと(ザックのペースに)乗せられたな」とすがすがしい表情。ネルソンからの必殺技エイオキクラッチを再三狙ったものの、最後は返されてからグラウンド戦で屈しただけに「見切られました。(ザックは)技術力がちょっと違う」と舌を巻き、「対策して、もう1回やりたい。『負けました、悔しい、もう1回』っていうのが今の俺のプロレスだから」と再び交差する日を見据えた。
9月はRIZINで朝倉未来(34)と対戦し、1回TKO負けを喫した。10月には、プロレスラーとして長くフリー参戦していたDDTに正式入団。今回が所属選手としての初陣だったが、「(主戦場だったONE代表の)チャトリも(RIZIN代表の)榊原信行も(祝いの)花を出せ!連絡しても返信がない…なんでだ!?」と憤慨していた。
一方、総合格闘技界のビッグネームから一本勝ちしたザックは「覚えている日本語が飛んだ」と興奮状態で、「青木選手はPRIDE時代から知っているし、世界的にMMAで最重要人物の1人。彼の持っている技術をプロレスに融合して、トラディショナルなスタイルを取り入れているところが興味深い。プロレスの試合であれだけのグラップラーに勝てたのは非常に重要な意味を持つ。今年、新日本では調子が上がったり下がったりだったが、今日の勝利ほど自分のキャリアでインスピレーションを得ることはないくらいのものをもらった。それを胸に頑張っていきたい」と感慨を込めた。
