井上尚弥、次戦について自らファンに言及「最終決断まだ」来年3月バム戦かフェザー級王座挑戦「目処はそろそろ」

 ボクシングの4団体統一世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(33)=大橋=が22日、東京都港区で開催されている「井上尚弥 THE DAY展~あの日あなたは何を目撃したのか~」の内覧会に出席した。交流イベントではファンからの質問に応じたが、最後は自ら口を開き、「皆さんが気になるであろう次戦、来年の3月あたりに、まだ対戦相手はハッキリ決まってませんが、噂されている選手(バム)、あるいはフェザー級挑戦も視野に入れて(準備を)やってます。フェザー級はいずれ確実に挑戦して、僕のキャリア後半は主戦場としてやっていきたい。フェザー級は(ファンの)皆さんと一緒に挑戦していきたいと思っているので、王者になるところを見届けてほしい。一緒に頑張っていきましょう」と語った。

 井上は来年2~3月頃を予定している次戦について、世界3階級制覇でWBA世界バンタム級スーパー王者の“バム”ことジェシー・ロドリゲス(26)=米国=との対戦を第一候補に挙げているものの、このタイミングで実現しない場合はフェザー級に上げて5階級制覇に挑むことを選択肢に挙げていた。報道陣の囲み取材の場では「最終決断はまだ。(決断の時期の)目処はもうそろそろ。(大橋)会長とも話しながら。試合の時期が来年3月くらいなので、慌てることもなくゆっくり」と話した。

 一方で、第一候補のバムは次戦としてWBO世界バンタム級王者クリスチャン・メディナ(メキシコ)との王座統一戦を計画しているが、12月中旬に開催される見込みで、来年3月の井上戦は非現実的となっている。バム陣営は4~5月の井上戦をぶち上げているが、「それを聞いて、そこまで伸ばす気はないので。それなら(フェザー級に)上げようかなと」と、バム側の都合を待つつもりはないことを改めて強調した。

 また、フェザー級に挑戦する場合は、ダイレクトで世界王者に挑む意向を示した。4団体の王者の誰とでもいいとのスタンスを示し、「タイミング次第。(相手)チャンピオンの試合やスケジュールもあると思うので。(対戦希望は)今は別にこだわりはない。まず1つのベルトをしっかり確実に獲る。調整試合を挟まず、ダイレクトに挑戦できればいい」と明言。既にWBO世界フェザー級王者ラファエル・エスピノサ(メキシコ)らが井上戦に興味を示しているが、「フェザー級王者はみんな(自分と)やりたいんじゃないですか?普通の防衛戦よりもファイトマネーも高いだろうし(笑)。みんなが望む試合だと思うので」とうなずいた。

 自身の率直な思いとしては「(バム戦より)上げる方が自分としては発揮できるものがあるんじゃないか」と明かしつつ、「ただ、焦らなくても、いずれ(フェザー級に)上げる。1戦スーパーバンタム(でのバム戦)を挟もうが、その次は上げるので。それが来年3月になるか、その次なのか(の違いだけ)。見たいってファンもちょっと落ち着いてほしい」と冷静に語った。

 今回の展示会はワールド北青山ビルで27日まで開催されており、5月2日に東京ドームで開催された中谷潤人(M・T)との世紀の一戦の写真やコスチューム、ベルトなどが展示されている。視察した井上は「予想以上に(展示が)よく仕上がっているので楽しんでほしい」と感想を語った。

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス