米球界挑戦の織田翔希 巨人がサプライズの強行指名 会場が「えーっ!?」どよめく 中継を見つめ表情変えず 甲子園を沸かせた最速157キロ右腕

 「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」(22日、都内ホテル)

 プロ志望届を提出しながら米球界挑戦の意向を示していた横浜・織田翔希投手に対し、巨人が1位指名した。会場は「えーっ!!」と大きくどよめいた。

 織田は会議開始前に田の部員とともに会見場に入った。TBS系の中継にも登場し、やや緊張気味の表情を浮かべていた。巨人の指名には表情を変えずに中継のスクリーンを見続けた。

 織田は今夏の甲子園で大会史上最速となる156キロをたたき出し、注目を集めた。1年生時から大舞台を経験してきた中で、順調に成長を遂げた。最速157キロの直球に加え、140キロ台後半のスプリットなど変化球のキレ、精度も抜群。相手が「高校生が対戦するボールじゃない」と語ったほどだった。

 織田は国民スポーツ大会終了後、会見を行い、NPBを経ずにMLB挑戦の意向を表明していた。「このタイミングで行く理由としては一番の困難である言葉の壁、若いうちから生の言葉に触れることでメジャーリーグに上がった際に自分の意思疎通をできることが」と説明。「小さいころはNPBを夢に見て素晴らしい球団もあるしプレーしたい思いもあったが、横浜でさらに上の舞台で活躍したいと考えている。今までほんとうに高いレベルでやってこれた。やってきたことは間違っていない。どの道に行ってもやるべきことはかわらない」と語っていた。

 ドラフト会議前日、各球団はスカウト会議を行って方針を確認。日本ハムは指名を見送る考えを示していた中、1位指名を公表しない隠密ドラフトの様相を呈していた。

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